デジタル技術で、さらにスマートに快適に暮らしましょう!

まず最初に、デジタルについて、もう少しイメージ的に教えてください。

 デジタルとは、もともとコンピュー ター上での、0か1かの組合せ方式を意味します。デジタル = 電子というイメージでしょうか。私たちの個人情報をコンピューター上で数値に置き換え、それを記録、計算、分析して一定の結論を導き出します。運動と健康との関係や、食事と病気の関係など、個人に関する情報が蓄積されて、その因果関係が解明されます。 デジタル未来都市を語る際には、様々な情報を幅広く集め、整理し、最適に利用できるシステム作りが必要です。

具体的にどんなことが可能になるのでしょうか?

 例えば自宅から秋葉台グラウンドまで、なるべく早く安く行くにはどうすべきか? 歩くことをはじめ、電車、バス、タクシー、レンタル自転車などの手段も考えられます。要は、時間と経費を事前に予測するために、運賃はもとより交通状況を把握していることが重要です。デジタル技術が日常の情報をシステム化し、最適な手段とルートを提示してくれるでしょう。

藤沢市にとってのメリットはあるのでしょうか?

 各自動車メーカーは、自動運転の研究開発に躍起になっています。市内でも、自動車産業は盛んであるものの、輸送ドライバーさんは絶対的に不足しています︒ すなわち自動運転の実用化に向け、AI(人工知能)が狭い路地でも対応出来る実践力が必要です。そのために行政が音頭を取り、地域住民へ協力を求めながら、企業側に実証実験をしてもらう。まさに藤沢の地で、デジタル技術を磨く土台を作らねばなりません。

さらに市にポテンシャル(潜在的な力)があるならば…。

 村岡地区には「アイパーク」があります。個々の体質や生活習慣によって、脳梗塞や認知症になる危険性を予測し、運動や投薬を試みる。未然に防ぐことについても、日夜研究を展開中です。 私たちの日常の情報を集計し、研究に役立ててもらう。そしてその成果を、私たち市民に還元してもらう。相互の積極的な連携によるウィンウィンの関係作りが、藤沢の財産となるでしょう。