子どもたちの可能性を引き出す教育へ!

藤沢市の教育

今、国を上げてICT(情報通信技術)を学校教育に活用しようとする動きが出ています。国政にいた立場からどう思われますか?

 確かに私の国会議員時代から、国はICT活用の構想を描いておりました。文科省のHPでも、二〇二五年までに児童生徒一人につき一台、教育用のパソコンやタブレット型端末を利用できるようにするとあります。

それではパソコンやタブレットを1人1台など、機器を整備するだけでいいのでしょうか?

 そうした道具を使って何を行うのかが大切です。インターネットを通じて、様々な授業が受けられる。またAI(人工知能)を活用して、生徒一人一人の学習意欲や理解度を測定・分析し、それに見合った問題を個々に出して教える。いわゆる「オーダーメイド教育」が求められます。

しかしそれを行うためには、画像や音声を伴った大容量データのやりとりできるケーブルが必要ですし、また高性能の無線LANの設置も不可欠でしょう。そもそも教師自らが、その運用や指導方法を学ばなければなりません。

藤沢市ではどのような活用アイデアがありますか?

 市は財政的に厳しい状況ですので、今のままでいくと教育予算をしっかり確保できないでしょう。財源論については、後日言及しますが、何より将来性のある未来投資は絶対にやるべきだと思います。

ICT教育を通じて語学力と数学力の強化を全校的に取り扱っていく。そのための外国人講師・スタッフを全校に配置しつつ、生の英語を聞いて話せる力を身につけてもらい、中学校卒業までに、英検2級合格を目ざします。 さらに市内の大学4校の協力を得て、算数・理科になじめる授業プログラムを作成し、全校に対してネット配信を実施します。大学生が指導者として、子ども教育に参画してもらえる機会を設けていきます。

これこそが真の意味で、藤沢市が唱える「学びの環」の実現につながっていくのではないでしょうか。