税金は一体、誰のものでしょう?藤沢市の使い方に疑問

W杯ラグビー、対アイルランド戦を市民会館で見ました。日本の勝利に、会場全体が感動の渦に巻き込まれた瞬間でした。

 ところでこの市民会館は、開館から既に50年が経ち老朽化しているので、建替え計画が進行しております。後20年はそのまま使えるようですが、100億円規模の建替え事業は、今やるしかないという理由で・・・。

 藤沢市役所の建替えも、当初は120億円の見積が、3年後に190億円にまで建設コストが膨らみました。しかし、この建設のため要した140億円の借金は、当然、子どもや孫たちにも押し付けられます。

 さらに素朴な市民感情として分からないのは、分庁舎も38億円掛けて改修中で、その上、他の6つのビルに市の担当課が配置されていることです。何故、あの立派な市役所本体に、収まるようにしなかったのでしょう。

 今や「ハコモノ」作りを、行政が丸抱えする時代ではありません。民間の知恵と資金を注入して、コスト縮減と資金回収を行いつつ、税金投入を極力抑える手法は、ごく当たり前に行われております。

 これから、多くの公共施設の再編整備計画が持ち上がってきます。全体像を明確に把握して、金額を洗い出し、計画通りに進むようチェック機能を働かせる。いわゆるコストマネジメントが不可欠な課題です。

タウンニュース 2019年10月11日号掲載