行政は藤沢市内62箇所のお寺による社会貢献を支援することで、市民に大きなメリットをもたらせる

 仏教青年会の関係者とお話しする機会がありました。同会は宗派を超えたお寺による社会貢献に着目し、SDGs(持続可能な開発目標)等にも積極的に関わっていくとのことです。

 昔から「寺子屋」に代表されるように、お寺は子ども達の学びの場であり、地域のコミュニティの場でした。そして現在は、自助と公助の間に立った「互助」の拠点として、お寺の有用性が改めて注目されています。

 そこで提唱したいのが、市民の健康と防災に関して、お寺の地域への貢献を応援する仕組み作りです。特に高齢者の健康支援には期待が持てます。藤沢市での要介護認定者は、ここ10年で1・5倍に拡大しました。放置すれば、益々増大するでしょう。

 身体を動かし、生活習慣や食生活の改善を図る場としてのお寺の存在。また市内にある医療機関や研究施設と協力すれば、高齢者の健康増進に加え、新たな医療技術の開発や創薬に繋がる可能性もあります。

 市内には、歴史的な価値ある遊行寺を始め、62カ所の寺院が存在します。お寺に健康管理や、災害時の福祉避難所としての機能も発揮してもらい、地域の安心・安全をより確実なものにしていかねばなりません。行政サイドからの支援は不可欠と考えます。

タウンニュース藤沢版 2019/12/20 掲載