高齢社会にあって、健康な街で暮らそうよ! どこの街を選択すかは私たち次第かも知れない

 人生100年時代を言われています。今は、かの織田信長が「人生50年下天のうちにくらぶれば…」、とされた戦国時代とは比べようもない、平和の時代を謳歌しておりますね。

 私たち誰しもが願うのは、やはり健康な心身を保持し続けることです。しかし、こうした願いが住んでいる地域によって異なることとなった場合、私たちはどんな行動に出るべきでしょうか。

 埼玉県の和光市を知っている方は、いかほどでしょう…。ご当地は2003年から市民の健康作りに街ぐるみで取り組んできました。何より、高齢者の居場所作りを進め、そこで生きがいを持てるような世代交流はじめ、イベント開催、地域貢献など、多種多様なメニューを設定して、多くの高齢者に働き掛けました。

 当時、和光市の要介護率(65歳以上の高齢者が介護の世話になっている比率)は13%台であったものが、10年後には9.7%と10%を下回ることに成功しました。我が街、藤沢市は、この10年間で要介護者は1.6倍に膨れ上がり、要介護率は17.8%になってしまったにもかかわらず…。

 一体何故、両者にこうした違いが生じているのでしょうか。もちろん健康な身体を維持したいという、本人の意識や自覚にもよるでしょうが、それを日常生活で気付かせる仕掛け作りも不可欠でしょう。

 今後、テクノロジーの進化も相まって、介護、看護に関する個人情報を一本にデジタル化すれば、私たちの病気の予防や適切な診断、薬の処方などもAI(人工知能)が語ってくれる時代となります。日常生活と科学技術の融合、この制度設計さえしっかり整えていけば、私たちの地域には、そうした潜在的な可能性を十分備わっていると言えるでしょう、看過するにはもったいない! コロナに負けるな!