デジタル化時代の到来 やはりメディアリテラシーに対する教育のあり方が問われている

 「メディアリテラシー」というフレーズが登場して、久しい昨今となりました。「リテラシー」とは、特定の分野について基礎的な知識や技術を身に付け、それらを適切に活用できる基礎的な能力です。したがって端的に言えば、「メディアリテラシー」とは、メディアメッセージを読み解く力ということになります。

 最近フェイクニュースが巷で流れ、私たちがそれに翻弄される機会が増えております。トランプ大統領も、口を開けば自分に批判的なニュースに関して「フェイクだ!」と叫んでいますね。しかし、嘘か誠か、私たち自身がこうした情報を見分ける力を獲得するには、どうしたら宜しいでしょう。 私は、まさにデジタルの時代であるからこそ、教育を通じてリテラシーを磨いていかなければならないと指摘しておきたいです。

 米国では既に、「クラップテスト」と呼ばれるチェックリストが使用されていて、授業でも積極的に活用されています。「だいじかな?」の1つ1つの文字をとって、「だれ?」「いつ?」「事実?」「関係?」「なぜ?」というように、ニュースやメディア情報に対して、批判的に考えるスキルを磨くことを求めております。

 一部日本の教育でも採用されているところがありますが、まだまだ脆弱。批判的に考える力は、自分の力でものを考え、自分の価値観に沿って判断できる能力を持つことに繋がります。

 今やインターネット、デジタルと切り離した生活は考えられません。子供たちを取り巻く環境は多様化し、益々情報が氾濫しております。先ずは教科書や問題などを正確に読み解く力を養い、ネットの特徴を踏まえた上で、正しい活用方法を学ばせることから始めなければなりません。 コロナに負けるな!