ビールが安くなる! 酒税の見直しによって、酒類全般的に影響が・・・、第3のビールは苦戦する?

 かつてビールは高級な舶来品と言われていた時代がありました。したがって贅沢品でもあったビールに対する税額は高く、今なお米国の7倍、ドイツの14倍超の水準です。

 もうかれこれ10年以上前になりますが、ビール好きの仲間を集めて「麦芽党」なるものを結成しましたことが思い出されます。あの時は、単にパフォーマンスではなく、「極端に差がある酒税を抜本的に見直そう!」などと息巻いて、政府へ「質問主意書」を提出したこともありました。

 ところで、私たちの願いが天に届いたのでしょうか、この10月から税率の引き下げがスタートしました。今後、ビールの税金は段階的に下がり、向こう6年間で350ml缶が、何と22円以上安くなります。逆に、ビールに味が近くて税率が低い商品であった「第3のビール」は、段階的に引き上げられ、最終的には一缶26円以上アップしてしまい、全てのビールの税率は一本化されることになります。

 なお、酒税の見直しはビールだけに留まらず、日本酒では現在350mlにつき42円の酒税が、3年後には35円に一方、ワイン350mlについて28円だったものが、35円に引き上がり、統一されます。

 昨今、新型コロナウィルスにより、飲食店でお酒を飲む機会が格段と減っている一方、巣ごもり需要が増えました。このような税金の変動が、飲酒家に対してどのような影響をもたらすのでしょうか…。国内外のメーカー問わず、激しい競争下をくぐり抜けた、より消費者目線での新商品の登場も期待していきましょう。 コロナに負けるな!