脱ガソリン・環境規制、方向転換は待ったなし! 世界の潮流はガソリン車の販売禁止へ

 ご案内の通り、英国は、ガソリン車やディーゼル車の新規販売を2035年に、フランスも40年までに販売禁止する予定です。この度、この流れに米国カリフォルニア州も加わったようで、先に州知事は2035年までに州内で販売される全ての新車を、排ガスを出さない「ゼロエミッション車」にするよう義務付けると発表しました。

 同州は、米国最大の自動車市場でして、昨年実績によると、トヨタ自動車やホンダなど日本メーカーのシェアが47%を占めております。したがって、今回の州の方針は日本勢にとっても、否応なしに販売戦略の見直し・転換を迫ります。

 ところで、この「ゼロエミッション車」とはどんなタイプを指すのかということですが、私の愛車でもある「プリウス」などのハイブリッド車(HV)は、残念ながら×です。「ゼロエミッション車」の主流は、やはり電気自動車(EV)でして、今後国レベルの規制強化は、燃料電車(FCV)も含め、今まで以上に加速度的に研究開発が進展していくことになりましょう。

 現時点では、トヨタが米国で販売した新車のほとんどはHVですし、マツダやスバルはEV販売の実績ゼロという状況です。1日も早く、EVへの移行を急がねばなりません。

 そんな中、世界の潮流に合わせ、わが国全体の環境規制がどうあるべきかが問われてきます。確かに、2030年度に向けて、対2016年度比3割の燃費改善を求める目標値は存在します。しかし、進捗状況が曖昧で、責任の所在も不明のままならば、世界の批判を一身に浴びることになるでしょう。 コロナに負けるな!