トランプ大統領が好きですか?今のアメリカをどう思いますか?と聞かれたら何て答えます…

 11月3日の大統領選挙まで、あとわずかとなりました。米ビュー・リサーチセンターが9月に公表した世論調査(対象は米国の同盟国および友好国である13か国)では、米国への好感度はオバマ前政権から大幅に落ち込んで、過半数の国で過去最低になったとのことです。トランプ大統領への信頼度はわずか16%と、中国の習近平国家主席の19%よりも低い結果ですので、これは何を物語っているのでしょう。

 この4年間、米国首脳らが同盟国との連携を訴える反面、トランプ大統領は日本やEU(欧州連合)などに、制裁関税を科すと脅し、一部実行に移してきました。またアメリカ一国主義を唱え、気候変動や新型コロナウィルス対策に関しても、国際的な協調にフタを閉じてきました。

 「新冷戦」とも言われる、米国と中国との対立関係はともかく、トランプ大統領が脱退を決めたWHO(世界保健機関)や、破棄を決めたパリ協定という多国間の枠組みに、米国をもう一度回帰させる必要はあります。このまま放置すれば、米国の不在を突いて、国際機関でより中国の影響力が強まることになるでしょう。

 過去4年間における政権の功罪がどのような形で大統領選挙に現れるのでしょうか。また同時並行的に、上下院の国政選挙も行われるのですから、米国民の相対的な意思表示が、今後4年間の世界を左右することになります。

 トランプか、あるいはバイデンか?共和党 or 民主党、どちらに軍配が…?いずれにしても我が国の外交、安全保障にとって、米国は確固たるパートナーであることには変わりありません。近隣諸国との協調や、安定的な平和の維持に向け、日本のスタンスを明確に示しつつ、さらに関係強化を図っていくことは必須でしょう。 コロナに負けるな!