新型コロナウィルスに感染 その時の自己負担はどこまで… 自助努力もやはり必要?

 今年の2月末以降、新型コロナウィルスに感染すると、入院や宿泊療養、あるいは自宅待機が必要になっております。こうした費用について、どこまで公費で賄ってくれるのか、また医療保険の給付金は支給されるのか、そんな質問が多く寄せられております。やはり、自分にも降りかかることかも知れませんので、しっかりとした知識は身に付けておいたほうが良いでしょう。

 そもそも新型コロナウィルスは、指定感染症に該当するので、PCR検査費用やその治療費は、公費負担となります。ただし、検査につき保健所の指示ではなく、自主的に受ける場合は、全額自己負担です。

 また軽症や無症状の場合、通常、ホテルなどでの宿泊療養や自宅療養が求められます。その際の宿泊費は原則無料で、入院時と同じく食事代も無料となります。ただ、タオル代やシーツ代などは、自己負担です。

 さらに業務外でコロナに感染してしまったとき、健康保険や国民健康保険を使えば、申請によって傷病手当金が支給されます。しかし、フリーランスなど、会社との雇用契約があいまいな場合は(そんなケースで多いのは保険の対象外ですので)、支給されないケースが多いようです。したがって、フリーランスの方々は入院一時金が支給されるタイプの医療保険に入っておいた方が良いと言われております。

 ところで、このコロナ禍を契機に、日本での働き方も大きく変わっていくでしょう。今後やはり、フリーランスをはじめ、不安定な雇用のあり方を根本から見直し、社会全体としてのセーフティーネットを敷いていく必要性を実感しております。 自己負担と公費負担、この両者のバランスをどう保っていけばいいのか、そこに雇用者側がどうかかわっていけば良いのか、双方にとってベターな方向性こそ、日本の生き残る道だと信じます。 コロナに負けるな!