新車は高い? コロナ禍にあって益々高まる負担感、新車に課せられた使命感は

 某新聞社の調べによりますと、新車購入について、その価格が「高い」と感じる消費者は6割以上いるという結果でした。確かにここ10年間の価格の推移を見てみますと、とりわけ小型車の値上げ幅は大きいことが分かります。

 この10年間で、国産車の平均新車価格は3割強(約57万円)も上昇しました。小型車に限って言えば、2019年時点では平均217万円と、同期間で何と8割(約95万円)も高くなっております。ちなみに軽自動車も。3割(約35万円)上がりました。

 かつての小型車や軽自動車は、機能や排気量を抑えた手ごろな移動手段でした。しかし、ここ数年は自動ブレーキなどの安全機能や、ハイブリッドなどの技術を搭載しておりますので、価格設定が高くならざるを得ません。今後、さらなる電動化や、自動運転の機能強化が進められていくと思われます。

 ただ安全機能については、5割以上の消費者が、仮に価格が高くなっても、衝突回避ブレーキを搭載した車を購入したいと言います。安全面の強化に対する価格上昇は、容認する傾向が見られますね。

 新型コロナウィルスの影響で、現状、新車販売が長期間に亘って低迷する恐れが出てきました。価格に対する消費者の納得感を得られなければ、さらにクルマ離れが進んでいくでしょう。

提供する側に対し、こうした先進技術の認知度をさらに高め、そのメリットを十分に消費者に伝える不断の努力を期待していきたいと思います。 コロナに負けるな!