ソサエティー5.0って何? 2025年大阪万博のメインテーマはこれだ!

 遡ること2016年の1月、政府は「第5期科学技術基本計画」を閣議決定しました。その中で提唱されたのが、「テクノロジーによってオンライン空間と現実世界を繋ぎ、様々な課題を解決して人々が暮らしやすい社会を実現しよう」ということでした。

 ソサエティーはまさに「社会」「社会性」を意味し、今までも時代ごとに1.0~4.0まで位置づけられております。すなわち1.0の社会は「狩猟社会」、2.0は「農耕社会」、3.0は「工業社会」、そして4.0は「情報社会」です。5.0を固有名詞として表現しきれていませんが、「融合社会」とも言うべきでしょうか…。

 昨今、益々少子高齢化や地方の過疎化が進展し、その一方で人々の負担感は高まっております。その負担を軽減する方法として、IOT(あらゆるものをインターネットに繋ぐ技術)やAI(人工知能)、クラウド、ドローン、自動走行、無人ロボットなどが挙げられます。これらを複合的に活用することにより、最終的には地域格差、貧富の差を解消し、一人ひとりが快適に暮らせる社会を実現することが、5.0の真の目的です。

 そして、その技術が例えば、遠隔医療やスマート農業、あるいは無人店舗などの実現に拍車をかけていくことになります。さらに「街づくり」というような面的な整備に対して技術が使われますと、インフラ、交通、金融など様々な分野でイノベーションが起きることになりましょう。

 これからの大阪は、万博に向けてこのエリアを中心に世界の耳目を集めることとなります。2020年代は、5.0の実現に向けて日本がどれほど創造的な人材を育成し、輩出できるか、ここに掛かっているといっても過言ではありません。 コロナに負けるな!