年金をもらう年齢はいつ頃がベター? 老後に欠かせないテーマとしてしっかり把握すべし

 ご存知の通り、年金が支給される年齢は、通常65歳からです。でも、個人個人の貯蓄の状況や、仕事からの収入状況など、人それぞれですね。ましてや、昨今のコロナ禍の影響で、収入が減ってしまい、「生活資金が足りず、早く年金をもらいたい」と望む声も多く聞かれます。
 このため、年金の受け取り開始年齢は、早めたり、また遅らせたりすることが可能です。本来のタイミングよりも、前倒しで受け取り始めることを、「繰り上げ受給」と呼びます。受け取り開始が最も早い場合は、60歳からです。
 ただ、前倒しすると、月々の受取り額は、1か月早めるごとに、0.5%ずつ減額されます。例えば、国民年金を60歳から受取り始めると、5年間前倒ししますので、0.5%×60か月分、すなわち30%分の年金の減額となります。
 それも、一度前倒しにしてしまいますと、65歳になっても本来もらえる年金額には戻らず、生涯にわたって減額されたままとなってしまいます。「繰り上げ受給」の手続を一旦してしまえば、取り消しや時期の変更が出来ないため要注意ですね。
 私たちの第2の人生と年金は、切っても切り離せない関係です。この「繰り上げ受給」も、自らの健康状態を考えながら、残りの人生でどのような生活を送りたいのか、どのくらい生活資金が必要なのかを慎重に勘案して、選択肢すべきものでしょう。 コロナに負けるな!