新たな働き方発見 有償ボランティアとして、介護サービス利用者にも仕事の機会を

 これも歓迎すべきことだと思います。認知症の人など、介護サービスを利用する人たちが、少額の報酬のある「仕事」を担う、有償ボランティアとして活動する姿が散見され出しました。特にデイサービスなどの利用者側から、広がり始めているようです。

 日常、一般的なデイサービスでは、利用する人が施設内で入浴や、食事のサービスを受け、体操やレクリエーションなどをして過ごすことが多いですね。しかし、そんな場所でずっと座っているのは嫌だという人や、誰かの役に立ちたいと願っている人も少なからずいます。

 また事業者側としても利用者に対して、「施設内での利用者同士の交流やコミュニケーション」を主眼に置きつつ、「利用者同士の役割づくり」やさらに「各種事業所・ショップにおける営業や作業補助」にも、力を入れております。厚労省も、介護サービス利用者が地域の企業などで、ボランティアに取り組み、謝礼を受け取ることは認めております。

 したがって今後、介護が必要となっても、地域の人たちとつながり、また持てる力を生かせる「新たな働き方」を模索し続けていくべきではないでしょうか。そのためには、事業所サイド(そこではケアマネジャーやケースワーカーさんの密なる連携は不可欠)による、仕組み作りがキーポイントになると思われます。

 少額でも報酬がある働き方が広がれば、高齢期の新たな張り合いともなり、暮らしの可能性をより一層広げていくことになりましょう。 コロナに負けるな!