物の価格決定としてのダイナミックプライシング コロナ禍での重要性が拡大!?

ちょっと前に、これからのITやAIテクノロジーが、1つの物に1つの価格という、いわゆる「一物一価」の概念を著しく崩すという話をしました。その端的な事例として、後決めである「ポストプライシング」を取り上げたかと思います。お客の満足度に応じて、利用した後で値決めをするという手法です。

今回は、それとは別に「ダイナミックプライシング」について触れてみましょう。例えば野菜や魚貝類といった生鮮食品や、あるいは多種にまたがる加工品。普通は賞味期限が設定されていて、生産・製造から流通、販売の期間を勘案して、出荷され店頭に並んでおります。

従来の特売などは、閉店間際に値下げするなど(それを見計らって来店する客もいらっしゃいますが…)、画一的なやり方ですね。そんな手法から、ICタグを使って臨機応変に値下げし、消費者の購買意欲を刺激できたらどうでしょう。当然、売れ残りは減りますし、お店の利益にも繋がるのではないでしょうか。

これが「ダイナミックプライシング」というもので、需要を一定化させるために、その都度価格を上下させる手法として、今後幅広く採用されていくと思われます。もちろん食品だけをとっても、売れ残って廃棄処分するという「食品ロス」の削減にも寄与してくれることでしょう。 コロナに負けるな!