海外留学に足止め食う学生たち 現地とのオンラインで意欲を持続させろ

日本から海外に留学する学生数は、2017年度時点で10万人を超え、コロナ禍以前は増加傾向でした。ただ、1か月未満の短期留学が極端に増えた一方で、長期留学の伸びは鈍いというのが実態です。

大学4年制ですと、通常、夏休みや春休みが2か月間に及びますので、時間とお金と意欲があれば、短期留学は可能でしょう。もっとも、人数や期間にこだわるのではなく、むしろ留学の学習成果などの質的な成果に対し、スポットを当てるべきかも知れません。

新型コロナウィルスの影響で、海外留学を予定していた生徒や学生たちは、足止め状態が続いております。語学を学ぶだけならまだしも、異文化体験や現地の人たちとのリアルな交流は、実際に現地に行ってみなければ得られないことも多いでしょう。

現在、関係者の間では、海外渡航の制限が解除されるまでの時間を無駄にしてはいけないと考え、様々な取り組みが散見されます。現地講師とのオンライン授業は端的な事例でして、さらに各国の学生たちがオンラインで共同学習ができるプラットフォーム作りも活発です。

ご存知の通り、当面はコロナ以前の留学形態には戻らないと思われます。ならば海外留学は短期間に留めつつ、あとは母国でオンライン対応にするようなスタイルが現実的になってくるのではないでしょうか。

国際交流を維持するために、オンラインを活用する動きは、今後定着していくでしょう。それでも現地に身を置かなければ習得できない価値もありますので、ウィズコロナ時代の留学プログラムの再構築を求めていきたいと思います。 コロナに負けるな!