年金の受給の仕方も自由自在に 生涯設計に欠かせないもらえる時期の算定

以前、この場で「年金の繰り上げ受給」について触れました。すなわち通常、公的年金の受給がスタートするのは65歳からです。それを60歳以降から受給することを、「繰り上げ受給」と言います。

その一方で、本人の希望によって受給開始を遅らせることも可能です。この仕組みのことを「繰り下げ受給」と呼び、現時点では70歳まで遅らせることが出来ます。そして、2022年4月からはさらに75歳まで、繰り下げられることになります。

仮に「繰り下げ受給」を選択したならば、65歳を過ぎて1か月遅らせることに0.7%上乗せされる計算。したがって、国民年金(基礎年金)を70歳ちょうどから受取り始めるならば、60か月遅らせることになりますので、月額の支給額は42%増となります。

老後の生活の足しに不可欠な年金ですので、早くもらった方が得か、あるいは遅らせた方が得かは、神のみぞ知ることになるでしょう。ただし、繰り下げの場合は12年間以上受給できれば、総額で得になるようです。70歳から受給する人は、82歳が目安となるという計算ですね。

コロナ禍の影響で、益々先行きが不透明な時代に入りました。また他方で、人生100年と言われる時代が標榜されています。元気なうちに自由に使えるお金を受け取りたいと思うのもまた人情。私自身、人生設計を慎重に見極めていく上で、決して他人事ではないと実感しております。 コロナに負けるな!