確かなフレイル予防を! コロナ禍でも工夫して交流を図る地域

今ではお馴染みのフレーズとなりました「フレイル」。もともとその語源は、「虚弱」を意味する英語「フレイルティ」でして、それを実社会に当てはめて、「健康」と「要介護」の間にある心身の調子が崩れた状態を「フレイル」と言います。

特にコロナ禍では、外出や人付き合いが減ることによって、食欲の減退や身体機能が低下する危険性が潜んでいます。感染対策は不可欠ですが、その感染を恐れすぎて家にこもり、社会とのつながりを断ってしまえば、フレイルに陥りやすくなることは推して知るべしです。こうして繋がりを失った状態が続くと、介護を必要とするリスクは確実に高まっていきましょう。

そこでフレイルを予防するためにも、日常の食事や運動に加えて、社会参加が求められてきます。また何らかの関わりを持たせることによって、健康状態を維持できるのですから、自身の自覚や努力も含め、周囲からの働き掛けも必要です。

コロナ禍にあって、体操教室や茶話会など、高齢者の集いの場が相次いで活動停止となる中、知恵を絞って、つながりを維持していこうとする地域が散見されます。ICT(情報通信技術)を活用して、オンライン面会等でつながる方法もありますが、他方では、やはりお互いの触れあい重視から、集会所や公園などで交流を図るようなアナログ的な工夫も見られます。

まさに自助と共助が試される時代に入りました。本人の自覚はもとより、地域の支え合い、助け合いの精神がこのコロナに打ち勝つベースであることには変わりありません。 コロナに負けるな!