コロナ禍において不登校が急増中 巣ごもりが引きこもりへ 朝起きる習慣を!

 少々前の話になりますが、日教組が昨年の9月までに小中高など約1150校を対象に、不登校や保健室登校をする子どもたちが増えたどうかの調査をしました。これによると、昨年4月の緊急時代宣言後の学校再開や、夏休み明けなど長期の休暇後において、小学校では20%、中学校で24%、そして高校で28%など、全体で23%が増えたとの回答でした。

 新型コロナウィルスは家庭生活にも、教育環境にも様々影響をもたらしていることが分かります。どうしても自宅にいる時間が長くなると、ゲームに興じる機会が増え、昼夜逆転の生活になりがち。そしていざ学校再開となっても、日常に戻るきっかけを失い、家から出られなくなる引きこもり予備軍を作ってしまうことになります。そして、引きこもりがちになると、社会参加への抵抗感が生まれ、スマホによるオンライン授業も受けられなくなる悪循環…。

こうした環境下で、不登校の子どもにどう対処すれば良いのでしょうか。専門家の言葉を借りて言うと、不登校のほとんどは睡眠習慣の乱れからくるもので、まずは朝起きる習慣をつけさせること。そして何でも構わないから、家庭内での役割を与え、自分が役に立っているという実感を持たせることが大切なのだそうです。そこに、「ありがとう」などの肯定的な言葉を添えて、子どもが前向きになってくれれば、事態が改善する可能性は十分あると、指摘しております。

私も以前、「引きこもり親の会」に呼ばれて、色々な実情をうかがい知ることが出来ました。引きこもりは様々なケースがありますので、全体的に取り扱うことは難しいでしょうが、何より地道な家庭環境の改善が解決の糸口となってくれることを祈ります。 コロナに負けるな!