制服は選べる時代 性別の縛りなく女子生徒もスカートからスラックスへ

 来月からまた新たな新入生を迎える高校。男子はスラックス、女子はスカートなんていう、学校現場の当たり前の感覚は着実に変化しております。これは昨年末のデータですが、既に女子生徒の制服にスラックスを追加したり、あるいは性別の縛りをなくしたりする形で、制服に選択肢を設ける都道府県立高校は、少なくとも19都道府県の600校超に上っているようです。

 その中の一般的には、女子生徒にスラックスを認めるケースが多いのですが、制服を男子用もしくは女子用と限定せずに選べるようにして、男子がスカートをはける高校もあります。また選択肢がない高校でも、申し出があれば個別に対応しているケースもあるとのこと。

 既に文科省として、2015年時点で、性的少数者の児童生徒への配慮を求める通知を出しております。制服で傷つく子どもたちを増やさない。女性として生まれ男性を自認する生徒、またその反対サイドにも応えられる選択として、益々こうした動きを促すことでしょう。

 ただ、配慮だけを強調すると、却って生徒が制服を選びにくい、といった声もあります。そこで、防寒や動きやすさといった、スラックスの利点を前面に打ち出そうとする高校も出てきました。現場の工夫や試行錯誤が垣間見られます。 コロナに負けるな!