学習管理をマイナンバーカードで…。 オンライン管理で学力向上を目指す!?

 このたび国として、小中学校の学習履歴やテストの成績をマイナンバーにひも付けて、オンラインで管理する仕組みをつくる方針を決めたとか…。これによって蓄積した教育ビックデータを指導方法の改善や、教育政策の検証に役立てようとするもので、早ければ2023年度から実験的に試行していくようです。

 今の政府の方針として、マイナンバーを2022年度末までに全国民に行き渡らせる計画を立てております。そこで個人情報としての教育データの管理を、このマイナンバーに担わせようという発想を思い付いたのでした。

現段階では、教員が児童生徒の学習履歴や成績を、インターネット上でデータを管理するクラウド技術を使ったシステムに入力。そこで個々の学習意欲の変化や理解度を測り、次回以降の授業で改善するといったような使われ方が想定されています。

 またデータを個別で管理しつつ、かつシステム上で共有することで、教員間での児童生徒の得意、あるいは不得意の分野を引き継ぎやすくなります。仮に児童生徒が進級・進学や転校をしても、一貫した指導を受けやすくなることが期待されます。

ただここで留意すべきことは、教員が授業で学んだ内容や、定期テストの成績を適切にシステムに入力することについてです。先生自らが、端末を活用するスキルを磨かなければなりません。さらに個人情報の漏洩を完全に防御することは至上命題でしょう。

 既に欧米ではデジタル化した教育データを、指導や学校運営に活用する国が多いと聞いております。教育現場でのデータ活用やITC(情報通信技術)化を進め、何より子どもたちの教育の向上につながることを望んでやみません。 コロナに負けるな!