地方発の世界的な企業を育成する スタートアップの集積地、藤沢・寒川も名乗りを上げよう!

 すでに今年に入って、国として世界で活躍するスタートアップ(新興企業)の育成を目指した取り組みが本格化しております。まずは、全国の4つの地域において、選抜した企業に資金調達などのチャンスを与え、成長を後押しすると同時に、東京一極集中を是正することを目的とします。

 現在、企業価値が10億ドル超の「ユニコーン」と呼ばれる新興企業は、米国216社、中国206社に対し、我が国は7社しかありません。国内では将来性はあるのに、資金や信用力の問題で息詰まる新興企業も多いと聞きます。そこで国主導で、支援のお墨付きを与え、資金調達や大手との協業や、あるいは海外進出をしやすくするというのが、このスタートアップの趣旨です。

 この藤沢や寒川の地域ならば、特区として国の指定がされているので、ロボットや医療分野の企業が集積するエリアに、関連のスタートアップの企業を呼び込んで、相乗効果で新たな起業が続くような好循環が期待できます。またそこに国や自治体も企業と一体となって、積極的に大企業や投資家に向けて、地域や地元のスタートアップ企業をPRする情報発信をすべきでしょう。

 ただ現状分析として残念なことに、国内起業家の中でも、一定の収益が見込める国内展開で満足するケースが目立つようです。海外市場に出れば急成長のチャンスがあるのに、これはもったいないことでしょう。こうした支援の枠組みも、やはり飛躍を目指す起業家たちの意欲があってこそ、初めて生きてくるのではないでしょうか。

 起業家側の意識改革を含め、文字通り官民連携の布石を打つことが出来るでしょうか…。日本生まれ、世界育ちのスタートアップの躍進を期待していきましょう! コロナに負けるな!