難病の子どもたちを救え! だがコロナ禍で家族滞在施設の運営が困難に…

 難病などで子どもや、親たちを支援する家族滞在施設が、この1年の新型コロナウィルスの感染拡大により、その運営が困難に直面している報道を耳にしました。知人の中にも、県の子ども医療センターの近くに、こうした施設の運営に関わっている方がいらして、時折その大変さを伺うことがあります。

 そもそも家族滞在施設は、企業の社会貢献事業や財団運営、あるいは病院の付属機関など、タイプは様々です。全国では100カ所程度存在しますが、多くの場合、運営を支えてくれるのは寄付やボランティアによります。コメやパンなどの食材や、トイレットペーパーや洗剤などの生活必需品まで寄付で賄い、そこで一定期間、入院中の子どもたちご家族が自炊しながら過ごします。

 この施設の利点としては、経済的な負担をできるだけ抑えつつ子どもたちに寄り添うこと、そして、ここを通じて病気の子どもを抱えている親同士の本音の情報交換や、交流の場という役割を担っていることです。同じ境遇だからこそ、話し合うことによって、心を強く保つことができると言われております。これは他の宿泊施設では代替できないことなのではないでしょうか。

 しかし、コロナの影響によって、受け入れも困難ですし、設備利用にも一定の制限が課せられ、普段通りの活動が出来ていない状況です。日々奔走する関係者各位に敬意を表しつつ、何とか受入れ継続へ繋げていってもらいたいと願います。

 また今後の課題として、企業の支援や個人の寄付に対する取扱いのみならず、公的な支援も視野に入れていくべきではないでしょうか。1日も早いコロナの収束を祈りつつ、今後の行政運営に注視していきたいと思います。 コロナに負けるな!