認定看護師の活躍によって、藤沢&寒川エリアの院内感染を防ごう!

 3月中旬の段階で、コロナウィルスのクラスター発生件数は全国で5491件ありました。その中の約半数2464件が医療機関や福祉施設で発生したのですから、やはりこの空間に対するケアがいかに大切なのかが分かります。

 そんな中で脚光を浴びたのが、感染制御の専門知識や技術を習得している「感染管理認定看護師」の存在です。この資格は、日本看護協会が認定する教育機関で600時間以上の研修を受け、感染管理に必要な知識や技術を身に付けることが求められます。2001年に認定が始まり、昨年末時点で全国において2971人の看護師が取得しております。

 例えば、病院や施設内でもウイルスの汚染されている恐れがある「感染地域」と、ウイルスがない清潔な状態を保つ「非感染地域」の区別(ゾーニング)をどう徹底すべきか。これを設定した場合に、その境界を行き来するための服装や靴下、あるいは靴などの入れ替えをどう周知すべきか等々、些細なことでも感染に広がる危険性はあります。しかし、ゾーニングの見直しに際しては、職員の負担をなるべく増やさないような配慮もしなければなりません。

 現時点で、全国の約8300の医療機関のうち、同認定看護師がいるのは約21%の1800箇所程度。特に病床数100~199床の医療機関は13%、99床以下は3%と低迷しており、中小病院への配慮が特に課題となっております。

 ワクチンが広く国民に行き渡るには、相当な時間を要します。さらに変異ウイルスの出現もあって、なお感染防御の必要性が高い状況です。同認定看護師のさらなる養成が待たれます。 コロナに負けるな!