1人暮らし世帯が藤沢でも急増中 共生の社会を生き抜くためには

 国勢調査によると、単独世帯が2010年に「夫婦と子供からなる世帯」を抜いて最多となり、同15年委は約1842万世帯(全世帯の約35%)にまで達しております。昨今の高齢化も相まって、1人暮らしが当たり前と言われるような時代に入りました。

 1人の快適さが多くの人に認知され、社会の視線も変わりつつある、そう社会学者などの専門家は指摘します。確かに、気軽に身軽に行動できて、人間関係でも悩む機会はへるというような歓迎すべき声もあります。「会社で我慢しても将来の見返りがない、ならば1人で面白いことをしようと考える人は今後も増えてくるはずだ」と。
 しかし1人が必ずしも良いことばかりではありません。弱体化した共同体から放り出された人を、この1年で急増した宅配代行サービス「ウーバーイーツ」になぞらえ、「ウーバー化」したと呼ばれ、少なくない個人が、孤立や孤独に追い込まれていくようになります。

 確かにコロナの影響で、解雇もしくは雇止めとなった労働者の約6割が非正規雇用者でした。雇用の調整弁として扱われている実態が初めて浮き彫りになりました。今や非正規雇用で働くことが、1人化を促していく危うさを見過ごしてはならないでしょう。

 米国の調査機関からすれば、「国が貧困層を助けるべきだ」と考える人の割合が、日本は調査対象国47か国中最下位だった、というショッキングな数値も出されております。強者がいつまでも強者のままでいられるわけでもありません。共に支え合っていける社会を推し進めていくため、政治がどのような役割を果たすことが出来るか、私にとっても最大のテーマと言えます。 コロナに負けるな!