フレイルを早期に発見! ICTを駆使した健診の効率化を図る

 高齢者の心身が弱っていないかを判定し、改善につなげようとする「フレイル健診」。厚労省は、昨年度から75歳以上を対象に導入しました。

 このフレイルについては、以前のブログでも触れさせて頂きましたが、このフレイルは65歳以上の約1割が該当し、75歳以上では大きく増えるとされています。とりわけ高齢者は食が細くなって体重が減ると、筋肉の衰えにつながりかねません。そうなると、社会的なつながりを失って、急速に認知機能の低下が進むと言われております。

 厚労省が設定した15の質問に対して回答し、筋肉や体脂肪の量を測定します。ウォーキングや筋力トレーニング、筋肉の維持に必要なたんぱく質が取れる食事について、保健師や管理栄養士などの専門家からアドバイスを受けます。こうした「フレイル健診」を経て、何とか健康状態を保とうとする高齢者は増えつつあります。

 そこで幅広く活用されるのが、ICT(情報通信技術)です。問診や身体および体力測定といった、受信データの処理を効率的に処理できます。点数化された数値の変化で、受診者の心身の状態が客観的に評価でき、過去の状態と比較しながら、一人一人に適した改善指導につなげることに役立っております。今まで結果報告に関して1週間以上かかりましたが、ICTを使えば即日で回答が出せるようです。

 このようにICTを活用し、結果の通知が早まることで、健診に対する関心はさらに高まっていくでしょう。藤沢や寒川の地域でも、多くの受診者がフレイルを早期に発見し、健康寿命を延ばす意識をもってもらえるよう、期待します!  コロナに負けるな!