下肢静脈瘤で悩む人は1000万人 今まさにグルー療法に脚光が!

 下肢静脈瘤は、静脈の弁がうまく働かなくなり、血液がよどんで溜まり、「こぶ」ができてしまう症状です。皮膚にでっぱりができる他、だるさなどを伴う厄介な病気です。国内に1000万人程の患者がいるとされています。私も、以前から気になっていて医者に見せたことがありました。まだ症状は軽微なので手術の必要なし、と言われ今に至っております。

 通常、レジ係や美容師など立ち仕事をしている人や、肥満症の人に多く見られ、男性よりも女性、若年層よりも高齢者の方がなり易く、かかり易いようです。また遺伝の要素も強いと言われ、両親が下肢動脈瘤を患っている場合は、非常に高い確率でかかるとも言われております。

 比較的軽症の人は、立ち仕事を減らしたり、体重を減らしたりして改善するケースもあるようですが、全体の2割を占める重症の場合には手術が必要となります。従来は、特殊ワイヤを使って血管を引き抜く「ストリッピング手術」や、高周波やレーザーで焼く「血管内焼灼(しょうしゃく)術」が施されてきました。

 手術の内、その約9割が「血管内焼灼術」を採用してきましたが、大掛かりな麻酔が必要でして、入院も必要なため患者負担も大きいものでした。そこで登場したのが「グルー療法」。静脈に医療用の「のりお」を注入して塞ぎ、「こぶ」をつぶす手法でして、一昨年12月には健康保険適用ともなっております。したがって他の手術よりも負担が少なく、術後の痛みや合併症も少なく、何より施術時間は20~30分程度ですので日帰りもOKです。

 ただ時折、接着剤に対するアレルギー反応が出ること。施術した人の約5%程度に、じんましんや腫れ、かゆみなどが生ずると言われておりますので、十分な経過観察が必要です。まあいずれにしましても、「足のだるさや、頻繁なこむら返りなどの自覚症状や皮膚炎が生じない場合は慌てることはない」、ということですので、私自身、今は安心して日々生活をしております。 コロナに負けるな!