将来設計は大丈夫? 給与から天引きで資金を貯めよう!

 我が子息がファイナンシャルプランナーという資格取得に向けて勉強していましたので、横目で参考書なるものを見ながら、財形貯蓄のテーマについて改めて認識をしました。私は一般のサラリーマンではなく自営業ですのでこれについては無頓着でしたが、やはり多くの勤労者にとっては、何よりあったほうが良い制度ではないでしょうか。

 そもそも財形貯蓄は、企業など事業主が社員の結婚や、マイホーム購入、子どもの教育、老後の生活に向けた資金作りを支援するために導入された制度です。事業主は、社員の給与や賞与あるいは一時金から一定額を天引きし、銀行などにて積み立てます。現在では、従業員10人以上の企業での導入率は30数%程度とのことですので、勤務先が導入しているか否か、確認することが必要でしょう。

 財形貯蓄の代表的なものとして、3種類に分かれます。まず、使う目的を限定しない①一般財形貯蓄、そして住宅の購入やリフォームなどに使う②財形住宅貯蓄、さらに60歳以降に年金として受け取れる③財形年金貯蓄があります。もちろん併用も可能です。

 とりわけ②と③については、その残高が550万円までは(併用している場合は合算)、利子に課税されません。ただし、目的外の引き出しには制限が掛かりますので、仮に住宅費用や年金など本来の用途とは異なる目的の場合は、過去5年間に遡って利子課税がなされます。また②と③は、55歳未満が対象で、1人につき1契約のみです。

 このように一般の勤労者にとっては、とても活用しやすい制度ですね。しかし雇用形態も昔に比べて随分と変化しており、終身雇用ならば定着し続けていくでしょうが、今後どの程度維持されていくでしょう。今後、社会人として巣立っていく子息にとっても、一大関心事になるかも知れませんね。 コロナに負けるな!