「スマホ脳」から警鐘を発する! 適度な利用が良いに決まっているぞ~

スウェーデンの精神科医、ハンセン氏の著書「スマホ脳」を読まれた方も多いと思います。本書はズバリ、スマートフォンが脳に与える影響に警鐘を鳴らすものです。

氏が語るように、スマホのある現代社会と人間の脳のミスマッチを知らない人がほとんど。スマホが人間に大きく影響を及ぼす理由として、人間の脳が数万年前から変わっていないことを第一に挙げております。そして、スマホが記憶力や集中力、学力を低下させ、睡眠障害やうつ病をもとらすことについても、多くの研究成果を挙げて紹介しております。

そもそも人間の脳は、新しい情報やネガティブな感情にはすぐ反応しますし、また集中力を持続させるにも苦手な存在です。これらは人類がスタートした時点から、狩猟採集生活の中で生き延びてきたために培った特性だということ。これを巧みにフェイスブックやツイッターなどのSNS運営企業が運営していると指摘します。

へえ~、そうなんだと納得することしきり…。確かにスマホがこの10年間で、私たちの生活を一変させていますよね。氏のいるスウェーデンでは、成人の9人に1人以上が抗うつ剤を服用しているらしく、住民障害の若者が約20年間で8倍増だそうです。

今後、藤沢や寒川の教育現場へのデジタルツールがどんどん導入されていくでしょう。確かに新しいという理由だけで、それが必ずしも優れているとは限りません。却って学習効果が落ちれば元も子もないですから、科学的な検証を加えながら慎重に判断すべきと思われます。

「デジタル化した社会は元には戻せないし、放っておいて望ましい方向に向かうわけでもない!」。氏の主張を十分参考にしながら、スマホに対する脳の脆弱性や人間の本質をしっかり見極めていかねばならない、そう感ずる昨今です。 コロナに負けるな!