どうなっちゃうの?私たちの身近な存在であった公衆電話

そうですね、私が小学校時代、昭和40年代の後半からでしょうか。一般家庭にも黒電話が普及しつつあって、それに伴い公衆電話が巷でも見られるようになりました。ピーク時であった1984年度において、黄緑色の公衆電話は全国で約93万台もありました。あの時は、「テレカ」なるテレホンカードも流行して、いろいろなデザイン性のあるカードが売り出されたのも記憶に残っていますね。色々な引き出物の中に、こうしたカードが入っていたものでした。

しかしご存知の通り、携帯電話の普及などで昨年度の時点で約15万台に減っております。まだそこまで多く存在しているのかと思う方もいらっしゃるでしょうが、実に小学生の77%は、生まれてこのかた1度も公衆電話を使ったことがないようです。

街中の公衆電話は、通常「第1種」と「第2種」に分かれています。第1種は、市街地では約500メートル四方に1台、その他は約1キロメートル四方に1台設置が義務つけられております。そして第2種は、駅や病院などの多くの利用が見込まれるところに設置されています。今までは、段階的に第2種を撤去してきたようですが、これからは第1種の削減も進めていくとのこと。

しかし、災害時には有線電話の方が役立つことは、あの東日本大震災を振り返ってもよく分かります。また人里離れた集落では電波も入りにくいし、携帯電話を持っていない高齢者も多くいるようです。万が一の場合に、弱者を切り捨てるようなことがあってはなりませんね。

今後、この電話ボックスが、Wifiのスポットとなったり、モバイルバッテリーの充電貸出機のために貸し出されたり、色々な再活用にも目を向けられております。いずれにしても、時代の流れを認識しつつ、低廉で利便性の高い通信手段の確保は不可欠なテーマでしょう。 コロナに負けるな!