コロナによる産後うつ 周囲と協力し合って孤立を防ごう!

この一連のコロナによって、「産後うつ」になるリスクのある母親が着実に増えております。それは感染防止のために外出が制限され、産後のケアや育児相談などで十分な情報や支援が受けられず、孤立する女性が増えているからです。

某大学研究機関の調査(2020年5~6月 総計3千人)によれば、「産後うつ」の可能性がある母親が、4人に1人いたようです。通常は1割程度と見られていましたし、なお「産後うつ」と診断される可能性のある母親の約3分の2は、自分が「うつ状態」にあるとは認識していないというのですから問題です。

「産後うつ」の発生要因には、出産によるホルモンバランスの変化などの身体要因ほか、育児サポートの少なさや経済不安があると言われています。コロナによって、収入減を経験した場合はなおさら「うつリスク」は高まります。
ここで重要な役割を担うのが夫でありパパである存在。妻だけが育児および家事の役割を一手に担う、いわゆる「ワンオペ育児」にならないよう、夫が周囲をと協力して育児することが「産後うつ」の予防に繋がることは間違いありません。

近頃は勤め先の理解も浸透しつつあって、育児パパを推奨する流れもありますが、一方、夫が一人で引き受けるのも禁物のようです。全てを夫が担ってしまうと、逆に妻は「自分は存在意義のない人間だ」と、さらに落ち込むケースもあるとか…。いやはや、夫婦間であってもどこまでの役割分担をすべきか、腹を割って話すべきでしょうね。

この4月から、「母子保健法」が改正されました。母親育児に対する公的な産後ケアや、育児支援が拡充されております。今後、どれだけの効果があるか検証も加えていくべきでしょうが、やはり友人や親、市町村の育児ケアサービスなど周囲と連携して、なるべく夫婦だけで子育てを抱えない努力も必要だと思われます。 コロナに負けるな!