今や婚活もAIが導いてくれる時代 自治体もこぞって活用促進

人口問題研究所によりますと、生涯未婚率(50歳までに結婚歴がない人の割合)は、1990年当時は男性6.6%、女性4.3%であったものが、2015年では男性23.4%、女性14.1%にまで上昇しました。少子化は益々進んでおり、2020年の1年間に生まれる数は86万人台に落ち込み、30年前と比較して約38万人も少ない状況です。

今や未婚率の上昇や晩婚化が、少子化の最大要因とも言われるゆえん。この数字から見ても分かる通り、とりわけ男性が結婚しない傾向がこれに益々拍車を掛けているようです。

そうした中、自治体の間で、AI(人工知能)やビッグデータを活用した高度なマッチングサービスを導入して、婚活を促進する動きが出てきました。従来、婚活の際に希望条件として登録することといえば、収入や身長、学歴などでして、それらの外見的なデータを頼りに配偶者候補を探してもらうような流れでした。

しかし、それだけでは内面的な部分に触れることが出来ませんね。そこで新たなアプリを開発し、診断テスト形式によって選択肢を与えて、それを選ばせる形式がスマホでもできるようになっております。例えば、相手に求める価値観とか、人生で大切にしたいものとか、家族観や人生観について聞いてきます。その蓄積されたデータを基に、AIが相手との相性を3段階評価で診断してくれて、紹介へとつなげてくれます。

こうしたAI婚活がどこまで功を奏するかは未知数なところもありますが、ビッグデータを使えば、これまで当人が気付いていなかった相手にたどり着くかも知れません。少子化に悩む自治体にとって、これが切り札となるか、大いに注目していきましょう! コロナに負けるな!