藤沢・寒川でもプラゴミの減量化を! プラ製スプーンも有料化に

ご案内の通り、プラスチックは石油から作られ、その生産から廃棄に至るまでに発生する二酸化炭素は、地球温暖化の原因となります。またこれを海外に流すと簡単には分解ぜず、海洋汚染を引き起こします。世界では、何と年間数百万トンのプラゴミが海に流入しているとされ、生態系への影響が懸念されている昨今です。

我が国の廃プラの排出量は、一昨年レベルで約850万トンでした。確かに減量化によって全体的に減少傾向にはありますが、このうち家庭内から出る一般系は412万トンとされ、包装や容器の消費量の増加が、そのまま排出量の増加につながっております。何とまあ、日本は1人当たりプラ容器包装の廃棄量が、米国に次ぐ多さだそうです。ましてや、新型コロナの感染拡大の影響により、巣ごもり生活が助長され、持ち帰りや宅配の弁当利用が広がり、容器包装に関する昨年と今年2年間の排出量はされに増えていくでしょう。

現状、リサイクルなどで有効利用された割合は、85%とされております。しかしその半分以上は、焼却して熱を回収する「サーマルリサイクル」で、世界的にはリサイクルとは見なされない手法です。さらに再生資源として海外に輸出されているものもあって、本当のリサイクルは進んでいません。

ただ、ペットボトルだけは容器包装リサイクル法の成果もあって、その回収率は90%超。衣類や車の内装材などに使うリサイクル率も、85%と世界最高水準です。また回収したペットボトルから新しいボトルを作る動きも広がっております。

先の通常国会では、プラゴミを削減し資源として循環させるための法律が成立しました。製品の設計から販売、廃棄、リサイクルまで、段階に応じた対策が盛り込まれております。その法律には、コンビニなどの店頭で無料配布されているプラ製のスプーンやフォークの有料化も含まれており、2022年度からそれがスタートします。

昨年7月からプラ製レジ袋の有料化が始まって、早1年が経ちました。レジで袋を受け取らない人は7割を超え、消費者の意識にもかなりの変化が見られます。普段の生活上、包装紙やプラゴミの多さに気を配り、なるべくマイボトルを持ち歩きながら、プラ容器もリサイクルできるような循環型の生活スタイルを目指していきましょう!そうしなければ、到底政府が掲げる「2030年までに使い捨てプラ25%削減」は達成できませんぞ! コロナに負けるな!