藤沢から寒川から孤独・孤立を防げ! コロナ禍で益々深刻化

ちょっと古い統計ですが、2015年時点での全国単身世帯は1842万世帯で、全世帯の34.5%を占めます。つまり3世帯に1世帯以上が単身世帯ということです。また、50歳時の未婚率は、男性で23.4%、女性で14.1%を占めており、今後もさらなる上昇が予測されます。

なぜ人は孤独や孤立に陥るのでしょうか?その最大の原因は、人間関係が介在しなくても、何とか生活できるような社会になってしまったからではないでしょうか。かつての農村のような共同体では、その体制を維持しないと生きていけないので、ある意味強制的に人間関係の中に取り込まれていました。

しかし、今ではお金とネット環境が整っていれば、誰かの助けがなくても欲しいモノやサービスを手に入れることが出来ます。また仮にお金がなくても、社会のセーフティーネットのお陰で何とか生活することが可能です。すなわち、従来経験してきた煩わしく息苦しくもあった、人間関係から解放されたのでしょう。こうした環境の変化によって、付き合いたい人だけと付き合えば良く、会いたい時にだけ会えれば良いという感覚になるのも自然かもしれません。

コロナ前はまだ、対面することに価値があると感じる人が多かったと思えます。でもオンラインでのやり取りが当たり前となると、会わなくてもいいという感覚が益々浸透していきます。また他方で、そうした地域や人間関係から切り離されてしまう人も増えていきます。

コロナ禍で、女性の自殺が大きく増加したという報道を目にしました。孤立・孤独というのは高齢者のみならず、女性や若者にも当てはまることが顕在化しております。藤沢や寒川においても、緩やかに繋がれるような環境を作ることが求められます。中には居場所作りに精を出すNPO法人等もありますので、行政サイドからも場の提供や継続的な支援に力を注いでいくできでしょう。 コロナに負けるな!