これから進む週休3日制 柔軟な働きスタイルが定着する?!

去る6月、政府は閣議決定において、週休3日制の導入を各企業に促し、その普及を図ることを骨太方針に盛り込むことにしました。要は、働きながらも育児や介護、あるいはボランティア活動や副業などをしやすくする狙いがあります。
今までは週休2日制がごく普通の働き方ですが、これとて定着したのは1980年代以降、我が国は働きすぎが国際的に問題視された時期でした。そして今日に至り、もっと仕事を休みたいと望む社員に対し、追加で週1日休めるようにするのが、選択的週3日制です。

現時点でも、いくつかの企業は週休3日制を実施中でして、例えば、介護や育児などをしている社員に条件付きで認めているところや、シーズン限定で導入しているところもあります。また、出勤日の勤務時間を長めにして、週当たりの勤務時間は週休2日とは変わらないように工夫して、週休3日を確保するというような施設も見られます。

ところでここで問題になるのは、給与との関係。大概の企業は、「ノーワーク・ノーペイ」でして、1日の所定労働時間を変えずに出勤日を5日から4日に減らすならば、給与やボーナスは5分の4というのを原則とします。確かに、雇う側としてはコロナ禍にあって業績が悪化しているので人件費抑制のために、週休3日制を指向する職場もありますが、あくまでも労使間の合意に基づく選択制がベースです。

今後益々働き方の選択が増えていくでしょう。収入が減っても、3日間の休みを取って、その分副業や学校での学び直しに充てたいという社員も多く出てくるかもしれません。要は長い人生における個々の価値観によってどのような選択をするか、それを勘案しながら会社側として柔軟に働ける環境を整えていくべきでしょう。

勿論、週休3日制も一気に進まないでしょうが、人手不足と言われている中、労使間のマッチングはこれからも重要なキーポイントとなることは間違いなしですね。 コロナに負けるな!