しっかり寝よう! 睡眠不足は藤沢や寒川、ひいて日本の経済にとって大きな損失

 人口減少の局面に突入している我が日本。労働力人口が減っていく中、個々の生産性を高めていくことは、グローバルに渡り合う必要不可欠な条件です。しかし未だ、長時間労働を前提としたビジネスモデルから抜け出せないジレンマを抱えております。

 経済開発機構(OECD)の2021年版調査に興味深いテーマについて触れております。これによると、日本人の平均睡眠時間は7時間22分でして、加盟国のうち30か国中・最下位。全体平均の8時間24分と、ほぼ1時間の開きもあります。2020年に厚労省の公表したデータでも、とりわけ国民20代以上で6時間未満の睡眠だった人が39%でありました。

 話は遡りますが、2016年の段階でアメリカの某シンクタンクが、睡眠不足の影響がどれだけ経済に影響を与えるかという試算をしました。米国はもとより日本を含めた調査対象国が5か国でしたが、睡眠不足による日本の経済損失は年間15兆円だとか…。国内総生産(GDP)に換算すると、損失割合は2.92%でして、5か国中ワースト1位とのことでした。

 確かに睡眠不足がどの程度、仕事に影響を与えるかについての因果関係はなかなか数値的に把握できない面もあります。しかし、良い眠りは思考の整理や記憶の定着を助け、想定外の字体にも対処できる知力と体力を養ってくれます。

 もちろん寝不足を解消にパフォーマンスを高めるため、長時間眠れば良いというもではありません。何より良質な睡眠を摂ることが大切です。

 今後会社経営でも、社員の健康に配慮する「健康経営」が注目されていくでしょう。普段から睡眠状況を把握していれば、ミスなどが生じた際でも、ただ𠮟責することに留まらず、体調面からも改善方法を探れるようになります。眠りは生活上の重要事項のみならず、仕事上の必須事項であることを肝に銘じ、私自身良質な眠りを獲得できるよう、日々精進していきたいと思います。 コロナに負けるな!